シニア向けサプリメント商品として売上10億円も達成している「アミノエール」の成分・効果・副作用などについて詳しく見ていきましょう。
商品情報。アミノエールの成分は?
引用元:味の素オンラインショップ
<原材料名>
ロイシン、リジン、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、クエン酸、ショ糖脂肪酸エステル、ヒスチジン、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムK)、トリプトファン、貝Ca、レシチン(大豆由来)、香料、着色料(V.B2)、V.D/還元麦芽糖
<栄養成分表示(1本(3.4g)あたり)>
・エネルギー13.3kcal
・たんぱく質3.0g
・脂質0.04g
・炭水化物0.1~0.5g
・食塩相当量0.0005g
・ビタミンD20.0μg
<主な成分>
アミノ酸(ロイシン1.2g、その他アミノ酸1.8g)
アミノエールの基本情報
届出番号 | A202 |
商品名 | アミノエール |
届出者名 | 味の素株式会社 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | ロイシン40%配合必須アミノ酸 |
表示しようとする機能性 | 本品にはロイシン40%配合必須アミノ酸が含まれます。ロイシン40%配合必須アミノ酸は、足の曲げ伸ばしなど筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、60 代以上の方の、加齢によって衰える筋肉の維持に役立つ筋肉をつくる力をサポートする機能と、歩行能力の改善に役立つ機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 加齢によって衰える筋肉や歩く力が気になる60代以上の方 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日1本を目安に、水などと一緒にそのままお召し上がりください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ロイシン40%配合必須アミノ酸 含有量:必須アミノ酸3.0g |
安全性に関する基本情報。アミノエールの副作用は大丈夫?
安全性の評価方法 | ■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
安全性に関する届出者の評価 | 本品は、安全性が十分に確認された食品と食品添加物(9種の必須アミノ酸(ロイシン、リジン、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファン)、甘味料等)を原材料としています。 本品(一日の摂取量としてロイシン40%配合必須アミノ酸3gを含む顆粒タイプサプリメント「アミノエール」)は、2013年から販売を開始し、これまで1400万食以上の販売実績があります。これまでの販売期間中に本品が原因と判断できる健康被害は報告されておりません。これらの喫食実績の評価から、本品の安全性を確認しています。 |
機能性に関する基本情報。アミノエールの効果は?
機能性の評価方法 | ■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
機能性に関する届出者の評価 | 標題: 本品に含まれるロイシン40%配合必須アミノ酸の筋肉をつくる力と運動機能の評価 目的: 健康な成人(60代以上)がロイシン40%配合必須アミノ酸を摂取することで、加齢によって衰える筋肉の維持に役立つ筋肉をつくる力、及び運動機能を改善する効果があるか、関連する研究論文を評価しました。 背景: 筋肉は体を支える重要な働きがあり、自立した生活をおくる上で大切です。筋肉量はつくる力と壊す力が釣り合って維持されます。しかし、加齢に伴い、つくる力が落ちるとともに、筋肉のもととなるタンパク質の摂取量が減ることで、筋肉量は減少します。必須アミノ酸には筋肉をつくる力を高めることが知られており、なかでもロイシンがその機能が高いことがわかってきました。 レビュー対象とした研究の特性: 3つの論文検索データベースを用いて、高齢者を対象として、ロイシンを含む必須アミノ酸を摂取し、筋肉をつくる力と運動機能への影響を検討した研究(1988~2015年)72件を抽出し、ロイシン40%配合必須アミノ酸3g摂取に合致する2件を評価しました。この2件は企業の支援を受けたものでした。 主な結果: この2件は、ロイシン40%配合必須アミノ酸3gの摂取で、健康な成人(60代以上)にとって、足の曲げ伸ばしなど筋肉に軽い抵抗がかかる運動との併用で、筋肉をつくる力及び運動機能を調べたものであり、いずれも肯定的な結果でした。なお、ロイシン40%配合必須アミノ酸の組成は牛乳のホエイタンパク質の9種の必須アミノ酸の比率を基本とし、そのうちロイシンの比率を40%に高めたものでした。(※1) また、ロイシン40%配合必須アミノ酸3gの摂取は、本研究レビューにおいて機能性が確認できる最小用量でした。 よって、ロイシン40%配合必須アミノ酸3gを含む本製品には、健康な成人(60代以上)にとって、運動との併用で、加齢によって衰える筋肉の維持に役立つ筋肉をつくる力をサポートする機能と、歩行能力を改善する機能があるものと考えられました。いずれの文献にも副作用、有害事象はありませんでした。 科学的根拠の質: 筋肉をつくる機能の評価は英国において日本人以外で行われたものですが、ロイシン40%配合必須アミノ酸3gとホエイタンパク質20gが同等の筋肉をつくる力を持つことが確認されました。 ロイシン40%配合必須アミノ酸の約40%を占めるロイシンとホエイタンパク質は筋肉をつくる仕組みについては同様であることが知られていること、また、欧米人同様、日本人においてもホエイタンパク質20gの摂取で、筋肉に同様な応答がおこることが確認されています。 これらのことからロイシン40%配合必須アミノ酸3gの摂取は日本人においても同じ仕組みで、加齢によって衰える筋肉の維持に役立つ筋肉づくりを促すものと考えられます。 なお、歩行機能評価の報告は、日本人を対象としたものです。 筋肉をつくる力及び歩行能力の評価に用いた指標は、学術的に広くコンセンサスを得られ、妥当性のあるものです。また、本指標の歩行能力の評価は身体バランス能力を含む、高齢者の運動機能を反映する評価法とされています。 ※1 ロイシン40%配合必須アミノ酸は、味の素㈱が独自に開発した組成であり、「Amino L40(ロゴ)」として、商標登録されております。 (構造化抄録) |
参考情報
機能性表示食品についてもっと知りたい方はこちらのページを参考にして下さい。
・2015年開始!機能性表示制度とは?健康食品業界が大きく動く第三の制度
・機能性表示食品の広告を作るときの5つの注意点
・機能性表示食品とは?機能性表示食品の意味・定義