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Channel: 機能性表示食品 –薬事法マーケティングの教科書
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森下仁丹株式会社「ビフィーナ®R(レギュラー)」の特徴・成分・効果

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これまでのサプリメントでは言えなかった「便通改善」の効果。
このビフィーナでは、便通改善の効果を販売ページにも書けるようになっています。

ビフィーナは、ロングセラー商品で乳酸菌健康食品市場で、トップです。
では、このビフィーナの中で今回は「ビフィーナ®R(レギュラー)」の特徴・成分・効果について見ていきましょう。

商品情報


引用はこちら

原材料名エリスリトール、オリゴ糖(ラフィノース)、食用油脂、ゼラチン、ビフィズス菌末(乳成分を含む)、アシドフィルス菌末、ガセリ菌末/グリセリン、乳化剤(大豆由来)、酸味料、香料、増粘剤(ペクチン)、着色料(クチナシ、カロチノイド)
栄養成分表示
1包(1.2g)当たり
エネルギー3.3kcal、たんぱく質0.093g、脂質0.24g、炭水化物0.81g、食塩相当量0.00069g
乳酸菌(アシドフィルス菌、ガセリ菌)10億個、オリゴ糖0.30g

基本情報

届出番号A12
商品名ビフィーナ®R(レギュラー)
届出者名森下仁丹株式会社
食品の区分■加工食品(■サプリメント形状)
機能性関与成分名ビフィズス菌(ロンガム種)
表示しようとする機能性本品には生きたビフィズス菌(ロンガム種)が含まれます。ビフィズス菌(ロンガム種)には腸内フローラを良好にし、便通を改善する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)
一日当たりの摂取目安量1 包
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量ビフィズス菌(ロンガム種)
含有量:25 億個

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法■食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性に関する届出者の評価ビフィズス菌(ロンガム種)を含む食品である「ビフィーナ」は、当社の通信販売にて 1993 年に発売されて以来 2015 年 3 月末日まで、20年以上、商品数として累計890万個以上の日本全国広域での販売実績があります。
商品の内容量は 2 包、7 包、20 包、30 包、60 包(シームレスカプセル)で、1 回の目安量 1 包当たり、機能性関与成分 ビフィズス菌(ロンガム種)が 25 億個含まれます。

これまでにビフィズス菌(ロンガム種)に起因すると考えられる安全性上の大きな有害事象はみられていません。また、ビフィズス菌(ロンガム種)には、医薬成分との相互作用の報告はありませんでした。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
機能性に関する届出者の評価標題
Bifidobacterium longum を含む食品の整腸作用について

目的
このレビューでは、健常成人を対象とした Bifidobacterium longum(ビフィズス
菌(ロンガム種)、以下 B. longum という)を含む食品の整腸作用(お腹の調子を整える作用)を文献に基づき検証した。

背景
B. longum は、健常な成人の腸内に多く存在する善玉菌(有用菌)のひとつで、ヒトに良い効果をもたらす生きた微生物(プロバイオティクス)である。腸内で酢酸と乳酸を作り、善玉菌を増やし悪玉菌を抑える整腸作用や免疫調節作用などが報告されているが、B. longum のみを摂取したときの整腸作用に関する多くの研究をまとめ
て評価したものがなかった。

レビュー対象とした研究の特性
文献データベースに公表された研究(検索対象期間:データベース開設あるいは搭載されている最初の時点から検索日まで)の中から、健常成人を対象として、B. longum を摂取したときの整腸作用に関する文献(対照群のある介入研究)を集め、その効果を検証してレビューとしてまとめた(文献検索日:2015 年 1 月)。抽出された文献には、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(ランダム化比較試験)が含まれていた。各研究における整腸作用の指標としては、排便回数、排便量などアンケート方式による主観的評価と糞便中の菌叢調査、腐敗産物量や有機酸量などの測定による客観的評価があった。なお、各研究における利益相反の申告はなかった。

主な結果
抽出された 12 報中、日本人のみ(人種間の反応の差異がある可能性があるため)を対象にした 8 報を検証したところ、20~200 億個の生きた B. longum を含む食品を摂取することで、「排便回数の増加」、「糞便の中の善玉菌(Bifidobacterium)の
増加および悪玉菌の減少」、「腐敗産物のひとつであるアンモニア量の減少」といった、便通や腸内フローラの改善作用が認められた。なお、副作用などの有害事象はなかった。

科学的根拠の質
この研究レビューでは、国内外の複数の文献データベースを使用したが、検索されなかった文献が存在する可能性もある。また、各研究の精度に負の影響を与える「バイアスリスク」という指標があるが、精度が低いと思われた研究も含まれていた。いずれの報告においても、整腸作用に関わる指標の改善があった。

参考情報

機能性表示食品についてもっと知りたい方はこちらのページを参考にして下さい。

2015年開始!機能性表示制度とは?健康食品業界が大きく動く第三の制度
機能性表示食品の広告を作るときの5つの注意点
機能性表示食品とは?機能性表示食品の意味・定義


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